キッチンリフォームには様々なかたちがありますが、オープンキッチンの導入において必要となってくる可能性が高い工事が、壁撤去の工事です。
壁撤去というと大規模な工事がイメージされるため、かかる費用や日数、そもそも壁撤去が必要かと様々なことが気になるものでしょう。
この記事では、キッチンリフォームにおける壁撤去の必要性やかかる費用・日数の目安について解説します。
Contents
キッチンリフォームは壁の撤去が必要？
ここでは、キッチンリフォームにあたって壁の撤去が必要か否かを検討します。
小規模なリフォームであれば不要
結論からお話しすると、小規模なリフォームでなければ壁の撤去をせずに十分に工事を終わらせることが可能です。
例えば、以下のようなリフォームには壁撤去は伴いません。
・キッチンにビルトイン型の食洗器を取り付ける
・コンロやシンクなどの交換
・水栓や蛇口などの交換
上記のような部分リフォームであれば壁撤去は不要であり、かかる時間や費用も最小限に抑えることが期待できるでしょう。
開放感を出したいのなら撤去を検討
ただし、キッチンに閉鎖感や薄暗さを感じていて解消したいのであれば、壁撤去を検討した方が良いでしょう。
キッチン内の配置換えには限界があり、万が一配管の移動が必要になればかかる費用や日数が非常に大きくなってしまいます。
キッチンの壁がなくなるとフロアの雰囲気ががらりと変わり、一気に開放感を高めることができます。
垂れ壁であれば比較的費用をかけず取り除けるケースもあるため、一度壁撤去を検討してみると良いでしょう。
壁の撤去を伴うキッチンリフォーム費用相場と日数
ここでは、壁の撤去を伴うキッチンリフォームにかかる費用と日数の相場を解説します。
壁撤去の費用
壁撤去にかかる費用は壁の種類にもよりますが、通常の壁撤去であれば20万円程度はかかると考えておいた方が良いでしょう。
壁を撤去した後に吊戸棚などを設置する場合はさらにプラスで費用がかかりますので、予算を組む際には注意が必要です。
また、垂れ壁の撤去であれば5～10万円程度かかります。
ただし上記はいずれも1つの例であり、実際の費用は業者にきちんと確認してみないと分からない点にはご留意ください。
壁撤去にかかる日数
普通の壁撤去工事にかかる日数は、5日～7日程度を見ておくと良いでしょう。
そして引き戸を付けるなど追加の工事があれば日数が増える可能性がある点は、費用と同じです。
また、垂れ壁の撤去にかかる日数は2～3日程度が目安だといえます。
ただし費用の時と同様に実際にかかる日数は状況によって異なるため、業者に確認するようにしましょう。
また、防火対策などの観点から撤去できない壁もあるため、事前に業者とよく相談することが大切です。
壁撤去を伴うキッチンリフォームもご検討を！
キッチンリフォームには様々なかたちがあるため、必ずしも壁撤去を必要とするわけではありません。
ただし壁を撤去すると室内の様子を大きく変えられるため、検討してみると良いかもしれません。
壁撤去にかかる費用や日数を確認のうえで、計画的に工事を進めましょう。
