戸建てでもマンションでもキッチンリフォームを進めることは可能ですが、それぞれに特徴があることは意識してリフォームに取り組むことが大切です。
特にマンションのキッチンリフォームにおいては、気をつけるべきポイントが多々あるため、注意しましょう。
この記事では、マンション・戸建てのキッチンリフォームにおける特徴やマンションにおけるキッチンリフォームの注意点を解説します。
Contents
戸建て・マンションのキッチンリフォームの違いは?
ここでは、戸建てとマンションそれぞれのキッチンリフォームについて解説します。
戸建てのキッチンリフォーム
戸建ての場合は、キッチンセットの位置を大規模に変更することも可能です。
そのため、要望に合わせた柔軟なキッチンリフォームが行いやすいと言えます。
ただし配水管やガス管の移動を伴う大規模なキッチンリフォームを行おうとするとそれだけ工期と費用がかかるため、注意しましょう。
さらに配管が根太にあたる場合、根太を切るなどの作業が必要になることも考えられます。
建物の耐震性などにも関わる可能性があるため、業者とよく相談しながらリフォームを進めることが大切です。
マンションのキッチンリフォーム
マンションには各部屋の居住者が専有できる専有部分と居住者全員が共有する共有スペースがあり、リフォームでは専有部分にしか工事をすることができません。
また、既存の配管ルートによっては移動できる範囲が制限されるなど、工事にはいくつかの制約があることが通常ですので注意してください。
事前にしっかりと確認したうえでないと、キッチンリフォームを進めることは危険です。
マンションのキッチンをリフォームする際の注意点
ここでは、マンションでキッチンリフォームを進める際の注意点を2つ紹介します。
マンションの規約に注意
マンションでキッチンリフォームを進めるためにはまず、マンションの管理規約を確認する必要があります。
例えば、以下のような制約があることが多いため注意しなくてはなりません。
・遮音等級に関するもの
・リフォーム工事の時間帯に関するもの
・リフォーム機器の搬入や組み立てに関するもの
・床の材質に関するもの
マンションによっては事前に管理組合の承認を受けなければならないケースもあるため、注意しましょう。
電気やガスの容量に注意
マンションには電気やガスの容量に制限があるため、注意しなければなりません。
1戸あたりの電気容量に上限が決められているため、新しい電化製品を導入したいと考えた場合には容量を上げてもらわなくてはならないこともあります。
また、容量を上げられないこともありますので、コンセントの数や位置、電気の総容量には注意しましょう。
同様のことはガスにも言えますので、いずれも事前の確認が必要です。
マンションと戸建てのキッチンリフォームの違いに気をつけましょう
マンションと戸建てのどちらでもキッチンリフォームは可能ですが、できる工事や進め方には違いがあるため注意しなくてはなりません。
特にマンションの場合は様々な制約がある場合が大半であり、事前に確認して業者と相談しながら進めることが大切でしょう。